犬のしつけ読本

応急処置 1

突然犬の具合が悪くなったり、交通事故を起こしたりした場合、動物病院へ連れて行く前に応急処置をしましょう。
知っておきたい応急処置についてまとめました。

・意識がない
まず呼吸の有無を確認します。
呼吸をしているときは、刺激を与えないように注意して病院へ運びます。
呼吸が止まっているときは、速やかに気道を確保します。
犬の舌をひっぱり出すと、呼吸はしやすくなります。
呼吸が回復したら病院へ運びます。
自発呼吸をしない場合は、人口呼吸を行いながら、一刻も早く病院へ運んでください。

・けいれん発作
まず、何かにぶつかって怪我をしないように、危険なものを取り除くか、安全な場所へ犬を移動させます。
けいれんの発作のほとんどは、てんかんや心臓の病気が原因で起こります。
病院へは発作がおさまってから連れて行きます。
発作の続く時間は、心臓の病気が原因の場合、10〜20秒程度、長くても1〜2分で治まります。
てんかん発作の場合は、通常は1〜2分程度で治まります。
発作を起こしている間は、声をかけたり、身体にさわったりしないようにしてください。
安心させるためと思っても、実は状態を悪化させることになります。

・出血 病院へ運ぶ前に止血します。
出血している部分より心臓に近いところを、包帯やタオルなどで強くしばります。
しばった内側へ棒を入れてねじるとより効果的です。
止血処置をしてから、そっと病院へ運びます。

・骨折 骨折していると思われる部分に無理に触らないでください。
手足の骨折で、骨が外から見えるような時は、救急処置が必要です。
傷口を消毒薬で消毒し、滅菌ガーゼで覆います。
できれば添え木を軽く当てて、病院へ行きます。
犬を運ぶときは、平らな板や段ボールなどを担架代わりにして運びましょう。

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