犬のしつけ読本

その他の病気と対処法記事一覧

犬種によるかかりやすい病気

犬には犬種ごとにかかりやすい病気というものがあります。飼っている犬種についての、かかりやすい病気についての知識を、あらかじめ知っておくことも大切です。主な犬種についてまとめてみましたので、病気予防の参考になさってください。・アメリカン・コッカー・スパニエル脂漏症、白内障、緑内障、目瞼内反症、外耳炎、...

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短頭種症候群

最近は、性格が穏やかで、無駄吠えなどの問題行動も少ない、パグやシーズー、ブルドッグといった室内で飼うことのできる小型犬に人気が集まっています。これらの犬種はどれも比較的頭が短いのが特徴で、そのために「短頭種」と呼ばれています。短頭種はその頭の特徴から、呼吸器系の病気が発生しやすく、これら呼吸器系の病...

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尿の異常 1

病気によってはある特定の症状を示す場合や、また逆に、症状から病気の種類を判断できる場合もあります。犬の症状別に、可能性のある病気をまとめてみました。身体からの排泄物である便や尿は、健康状態の目安でもあり、身体の異常を示すサインでもあります。健康な状態の時の色や回数を、飼い主が知っていれば、何かの変化...

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尿の異常 2

尿の色の濃淡は、摂取した水分量によっても変わりますが、病気のサインである場合もありますので、見逃さないようにしてください。【濁る】膿が尿に混じっている場合があります。膿は身体の中の何らかの炎症が原因で起こります。膀胱炎や子宮蓄膿症のほか、前立腺炎も疑われます。前立腺炎は前立腺が細菌などに感染して炎症...

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便の異常

健康な便の状態は、犬によってそれぞれ異なります。一般的に健康とされている便は、ティッシュでつかめる程度の硬さで、濃くも薄くもない茶色をしています。基本的に食事の回数と同じ回数で排便し、臭いは普段食べさせているものによって変わります。普段から便の状態をチェックし、健康なときの便の様子を把握しておきまし...

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吐く 1

犬が食べたものを吐き出すのには、二つの理由があります。一つは、身体を正常に保つためのもので、そういう意味では生理現象とも言え病気ではありません。味の濃すぎる食事や刺激の強すぎるもの、腐敗したものを与えたとき、食べ過ぎてしまったときなどに食べたものを吐き出すことがこれにあたり、吐き出されたものは消化さ...

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吐く 2

犬はいろいろな理由で食べたものを吐き出すことをします。あまり心配のないものから重篤な病気が原因のものまでさまざまですが、異常のサインであることには変わりありませんので、見逃さないようにしましょう。嘔吐から疑われる病気の主なものをまとめてみました。・胃炎、腸炎胃や腸が炎症を起こす病気です。・胃拡張、胃...

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大量の水を飲む

健康な犬でも、散歩や激しい運動の後にはかなり多くの水を飲みますが、水分が不足しているとは思えないにもかかわらず大量の水を飲むような場合は要注意です。水を大量に飲むことは病気のサインの一つといえます。体重別の、犬が一日に飲む水の量の目安を健康管理の参考にしてください。・体重3キロ(マルチーズ等) 15...

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異常なよだれ

犬は発刊作用が弱く汗をかきにくいため、体温調節は主に口で呼吸をすることで行っています。そのため、暑いときや運動した後などは、よだれ(唾液)をだして体温を調節しています。美味しそうな食べ物を見たときや、においをかいだ時もよだれを出します。また、口吻の短い犬種や下唇が深く垂れている犬種は、普段からよだれ...

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抜け毛

春から夏にかけて、犬の身体は気温の上昇に反応して冬毛が抜け落ちる換毛が始まるため、たくさんの毛が抜けます。また、季節に関係なく、常に少しずつ生えかわっていますので、普段から多少の抜け毛はあります。どちらもそれが正常な状態であり、病気ではありません。換毛の季節以外で、または、全身や一部の毛が異常に抜け...

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目の異常

犬が前足で目をこすろうとしているしぐさは、目やその周りに痛みやかゆみがあるためと思われ、結膜炎や角膜炎、花粉症などのアレルギー性の炎症など、眼の病気にかかっている可能性があります。ものがよく見えないといった視力障害時の場合も目をこするようになります。緑内障や白内障などの病気にかかっていると考えられま...

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頭を振る

犬が頭を何度も振るしぐさをする場合は、耳の異常が疑われます。最も多い病気は、外耳炎や耳かいせんです。犬の耳のなかは複雑になっているため、人間よりも通気性が悪くなっています。そのため、耳の穴にたまった耳垢が変質を起こしたり、たまった耳垢に細菌が繁殖したりしやすく、外耳炎などの病気が起こります。頭をしき...

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気になる変わったしぐさ

下痢や嘔吐といった、明らかに身体の異常とわかるような症状ではなく、滑稽とも思える変わったしぐさをとっている時も、病気のサインである場合があります。犬が自分の尻尾を追いかけているのを見ると、一人で遊んでいるのかと思ってしまいますが、これも一つの異常行動であり、注意が必要です。お尻に炎症がある場合や、ス...

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耳の病気

犬は人間の約6倍の聴覚を持ち、視力の弱い犬にとっては、耳は、危険を察知するための重要な感覚器官となっています。耳の病気にかかると、聴力が落ちてしまうこともあります。聴力の落ちた犬は、音による危険の察知がし辛くなりますので、散歩中などは注意が必要です。・耳ダニ感染ミミヒゼンダニというダニが耳の中に寄生...

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目の病気

犬はもともと近視で、視力の弱い動物です。反面、嗅覚が非常に優れているので、視力の弱さは、生活にそれほど影響していないと言われています。もし失明してしまっても、慣れている場所では、何かにぶつかるなどの不自然な動きが目立たないことも多く、飼い主が失明に気付かないこともあるほどです。それほど目の異常は見逃...

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応急処置 1

突然犬の具合が悪くなったり、交通事故を起こしたりした場合、動物病院へ連れて行く前に応急処置をしましょう。知っておきたい応急処置についてまとめました。・意識がないまず呼吸の有無を確認します。呼吸をしているときは、刺激を与えないように注意して病院へ運びます。呼吸が止まっているときは、速やかに気道を確保し...

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応急処置 2

やけどや中毒などは、一瞬の油断で起こることが多く、飼い主も動転してしまいがちですが、冷静に応急処置をすることで命を落とさずにすむ場合も少なくありません。・やけど直接熱いものに触ってやけどをした時は、まず、水を掛けて冷やします。犬が嫌がるようなら汚れを落とす程度でもかまいません。やけどの範囲が広い場合...

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異物を飲み込んだときの応急処置

異物を飲む込むことが特に多いのは、子犬です。子犬は好奇心旺盛で、何にでも興味を持ち、すぐに口に入れようとします。一番大切なことは、飲み込みそうなもの、飲み込むと危険なものは、子犬の周りに置いておかないということです。また、犬が口に何かを入れようとしたら飼い主の指示で止めさせるというしつけも必要です。...

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